【現地レポ】都会の喧騒を忘れる、大正ロマンの意匠。代官山に佇む「旧朝倉家住宅」へ
トレンドの発信地・代官山にありながら、一歩足を踏み入れればそこは100年前の静謐な空間。重要文化財「旧朝倉家住宅」の現地レポートをお届けします。
朝倉家はもともと甲州武田家の家臣で、江戸時代に代官山へ移住し、農家として米の生産に従事していました。幕末からは精米業を営んでいましたが、戦時中に米が配給制になったことを機に廃業し、不動産業へと転向。近隣に位置するお馴染みの複合施設「ヒルサイドテラス」も、同家が手がけた開発の一つです。
旧朝倉家住宅は、政治家として活躍した朝倉寅治郎により大正8(1919)年に建てられた、大正期を代表する和風建築です。1947年に競馬や乗馬を運営する「中央馬事会」へと売却された後、国へと譲渡され、現在は国有財産(渋谷区管理)となっています。
施主である寅治郎が多くの賓客を迎え入れたこの邸宅は、接客用の座敷や使用人室など、部屋数が多いのが特徴です。伝統的な書院造からモダンな洋風スタイルまで、大正時代ならではの和洋折衷の美しいデザインを随所に楽しむことができます。
広大な庭園を彩るのは、約150本ものモミジ。秋を迎えると一斉に色づき、格段の美しさを見せるというその景色は、想像するだけで息をのむようです。四季折々の表情を追いかけたくなる魅力が、ここにはあります。
住所:〒150-0033 渋谷区猿楽町29-20
電話:03-3476-1021
時間:10時~18時(11月~2月は16時30分まで)
(注)入館:17時30分(11月~2月は16時)まで
休業日:月曜日(祝日の場合は直後の平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
一般:個人500円、年間観覧料2,000円
渋谷区民:個人200円、年間観覧料800円
小中学生:個人50円、年間観覧料200円
(注1)団体(10人以上)一般400円、小中学生40円
(注2)渋谷区民で60歳以上の人、障害のある人および付き添いの人(1人)は無料
お知らせ

7月13日 10:00〜12:00:キャンセルが1名出たため、受付中!
7月14日 10:00〜12:00:残り4名
ピカソから村上隆まで、約50名のアーティストと30以上の美術動向やキーワードを一気にゲーム形式で学びます。美術検定2級の対策としても役立つ内容です。さらにおすすめのギャラリー紹介など、盛りだくさんの2時間です。

7月16、17、18日開催。『源氏物語』『伊勢物語』『百鬼夜行』など、色鮮やかな絵巻を一緒に鑑賞します。 各地の美術館で展示される機会の多い名作ばかりですので、今後のガイド活動の確かな土台(基礎知識)として役立つ内容です。
※なお、今回の行程に法隆寺宝物館は含まれませんのであらかじめご了承ください。

7月23、24日開催。法隆寺宝物館と本館をまわる、定番の2時間コースです。 まだ一度も参加されたことがない方は、この機会にぜひご参加ください。
急遽開催決定!一次試験の日本史対策講座

7月26日10:00-16:00に新宿御苑駅付近で開催いたします。